Dentalism 26号
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医療法人 慈愛恵真会 あらかい歯科医院 院長松本 勝利注目の歯科医師インタビュー Star Dentist InterviewKatsutoshiMatsumoto歯科医師としていかなる判断も人としての良心、思想や哲学の上に。取材・文/丹羽麻理 撮影/長屋和茂 極上の笑顔がトレードマークの歯科医師・松本勝利先生は、福島県南会津郡で開業して28年。過去には、東京都港区でもクリニックを運営していた実績も持つ。人口密度や歯科を取り巻く環境に天地ほどの差がある両場所での臨床経験や経営実績は、歯科医師としての信念や診療に向き合う姿勢をより揺るぎないものにしている。総義歯や咬合、審美歯科治療など、多岐にわたる講演やセミナー、著書を通じて、若い歯科医師の育成にも力を注いでいる。――松本先生といえば総義歯のイメージが強いですが、切り口、アプローチにとても独自性を感じます。松本 僕は卒業して1年半しか勤めていないですし、すぐに開業したので、学問くさくない方だと思うのですが、学術というのは実は分類がすごく大切だと思っています。例えば総義歯というのは義歯を総じるもの。全部床義歯と一緒にしてしまうと、総義歯から咬合がなくなり、床を作る印象ばかりに目が奪われてしまう。でも本来は、インプラントもブリッジも、局部床義歯も、全部床義歯も、クラウンも冠架工義歯も全てが義歯であり、それを総じることが総義歯であると考えています。  7 Dentalism 26 SPRING 2017

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