Dentalism 26号
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日本の「歯列矯正への抵抗」が4年半で16%減少するもアメリカの倍以上。 アライン・テクノロジー・ジャパンが行った日米800人に対するアンケート調査から、日本人の歯並びや歯列矯正に対する考え方が見えてきた。まず、「成功するためには見た目の良さが重要だと思いますか?」の質問に対して、「とても重要だと感じる」「少し重要だと感じる」と回答した人が日米合算で80%に上り、日本では95%と、成功者に対して見た目を重視する傾向に。さらに、男女それぞれの歯並びの良い人、真顔の人、歯並びの悪い人の3枚のパネルを見せて、「社会的に成功していると思う人」を聞いたところ、歯並びの良い人を選んだ人は女性に対してが70%、男性に対してが55%と、女性の方が1.3倍多い結果となった。また、「歯列矯正をつけることに抵抗がありますか?」との質問では、アメリカでは抵抗がある人が23%なのに対し、日本では56%の人が抵抗があると回答。2012年3月に実施した前回調査から16%減少したものの、依然としてアメリカの2倍以上の人が歯列矯正に抵抗があることがわかった。実際に歯列矯正を受けたことがある人は、アメリカで58%、日本では14%にとどまっている。 歯並びの重要性を認識してはいるが、治療に結びつくことがまだまだ少ない日本。「面倒くさい」「痛い」「恥ずかしい」など、少なからずある歯列矯正へのネガティブなイメージを払拭していくことが大切だろう。 日本歯科医師連盟の高橋英登会長は昨年12月26日の理事会後の定例会見で、連盟への加入率が8割を切っている現状を説明したうえで「政権与党や行政は低い組織率の団体は認めないので、任期満了となる29年6月末までには8割に戻したい」と強調した。 日本歯科医師連盟の会員は日本歯科医師会会員で構成しているため、加入率の分母は全歯科医師数ではなく、日歯会員数。以前は日歯と日歯連盟の会員は同時入退会だったが、日歯連盟の入退会が自由になって以降、連盟会員数の減少傾向が続き、28年4月末で80%を切った。これは迂回寄付事件も影響しているとみられる。直近の10月末時点での加入率は79・6%となっている。日本歯科医師連盟組織率に言及。高橋会長「6月には8割目指す」。■日本歯科医師連盟会員数北海道青 森岩 手秋 田宮 城山 形福 島茨 城栃 木群 馬千 葉埼 玉神奈川山 梨東 京長 野新 潟静 岡愛 知三 重岐 阜富 山石 川福 井滋 賀2,2254796403359714628581,1699587051,6302,0692,8413466,0581,0149571,2482,81475197447051827547371.3%82.0%94.4%76.8%85.6%88.5%92.0%88.6%97.0%76.5%65.4%79.5%74.4%76.2%76.8%92.8%76.4%72.6%73.9%87.4%92.2%91.8%94.2%80.6%85.2%3,1215846784361,1345229331,3199889212,4922,6043,8174547,8871,0931,2531,7183,8068591,056512550341555日歯連盟会員数日歯会員にみた組織率日歯会員数和歌山奈 良京 都大 阪兵 庫岡 山鳥 取広 島島 根山 口徳 島香 川愛 媛高 知福 岡佐 賀長 崎大 分熊 本宮 崎鹿児島沖 縄日歯直轄準会員県外保留者合 計5905611,1294,6502,5178562651,4882396933454556304052,186367723573744382447264106851,86399.0%83.9%85.7%83.9%80.2%83.2%95.3%92.5%76.4%93.0%70.6%88.2%84.2%95.5%72.6%92.0%93.9%91.2%88.0%74.3%54.8%59.2%15.1%79.6%5966691,3175,5423,1381,0292781,6083137454895167484243,01239977062884551481644670465,179日歯連盟会員数日歯会員にみた組織率日歯会員数平成28年10月31日現在■歯列矯正をつけることに抵抗がありますかあまり抵抗がない全く抵抗がない抵抗がある19歳までに治療を受けたことがある今まで治療を受けたことがない20歳以降に治療を受けたことがある2012年3月72%56%34%10%42%23%35%3%11%86%42%40%18%28%日本アメリカ■あなたは、歯列矯正の治療を 受けたことがありますか日本アメリカ Dentalism 26 SPRING 2017 14日本歯科新聞1月1日付 転載

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