Dentalism 25号
14/36

■男女別歯科医師数■現在の職場には、女性が家庭生活と仕事を両立させて働きやすい配慮があるか■女性歯科医師として勤務する際、女性ならではの 困難を経験したか。また、経験しているか?男性女性あるないわからない無回答(人)110,000100,00090,00080,00070,00060,00050,00040,00030,00020,00010,000088.8%77.5%11.2%22.5%4,88638,70043,5866,59047,0128,61758,1809,38361,18910,20663,82210,91566,50112,00769,04813,26672,25214,39273,66915,18675,67116,32530.918.347.73.116.816.863.03.423.322.950.83.137.319.041.02.748.08.140.73.345.711.239.63.633.117.847.31.826.019.050.05.015.825.856.32.176,54917,89677,30118,94478,25420,12179,30521,45780,11922,29580,25623,42880,544103,972昭和50年全体(n=388)妊娠・出産(n=109)育児(育児時間の確保)(n=91)結婚・夫の転勤(n=58)自身の病気・ケガ(n=54)保育施設さがし(n=43)家族の病気・介護(n=39)職場での女性差別(n=30)特にない(n=173)その他(n=41)【年代】20台(n=119)30台(n=268)【子どもの有無】いない(n=262)いる(n=123)【主勤務地】歯科診療所(n=197)医療機関(n=190)【勤務形態】常勤(n=281)非常勤(n=100)昭和50年平成26年男女比の推移556163平成2468101214161820222426年0%0%20%40%50%20%40%60%80%100%男性の2倍に対して5倍の伸び率。増える女性歯科医師、支援対策も急務。 男女ともに歯科医師数は増えているが、特に女性の増加の傾向が顕著だ。昭和50年に比べ、男性が約2倍なのに対し、女性は5倍近くにものぼっている。そんな中、日本歯科医師会の女性歯科医師の活躍検討ワーキンググループでは就労環境などを調査。その結果、女性歯科医師ならではの悩みが明らかになった。調査対象者は20〜30代の女性歯科医師1238名で、そのうち回答したのは388名。回答者の平均年齢は32.6歳で子供がいる人は20代で1割、30代で4割だった。 「勤務する際、女性ならではの困難を経験したか、経験しているか」のアンケートでは、子どもを持つ女性歯科医師の回答では、「育児」と「妊娠・出産」がそれぞれ約7割と大半を占めた。また、子どもがいる人の62.6%が仕事を離れたことがあるという結果も。離れた期間は、半年未満が24.2%、1年未満が25.3%、1〜3年未満が33.7%、3年以上が15.8%だった。 歯科医師として研鑽を積み始める時期は、女性歯科医師にとって結婚、出産、育児などのライフイベントと重なることが多く、一時的に離職せざるを得ない場合がほとんど。近年では歯科医療技術や歯科材料、器材などの進歩が著しく、その離職期間が長ければ長いほど復職が困難になるケースが多くなっている。歯科も医科同様、短時間勤務制度を含めた就労継続や復職、育児、介護など、女性歯科医師の支援対策が必要だろう。 Dentalism 25 WINTER 2016 12

元のページ 

page 14

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です