Dentalism 23号
30/36

28クとして用い歯の初期セットアップを行った。口腔衛生の向上を優先し、下顎に人工歯肉は用いなかった。 初回の口腔内への試験装着を行い、歯の位置、エマージェンスプロファイル、歯の長さと咬合平面の関係、色をチェックし、もちろん審美性も確認した。これらの全要素を確認して患者の意見を聞いた後に、CADソフトウエアによるバーのプランニング工程に入った。 作業模型をストローマンCS2スキャナーでデジタル化し(図10 〜図12 )、ストローマン・ケアーズ(CARES)9.0ソフトウエアで修復物を設計した。われわれが選編集でき、歯間スペースをモックアップに合わせて調整した。各コーピングの形状および高さは、スペースの問題が生じないように設定した。 設計の終了後に、バーのデータをドイツ・ライプチヒのストローマン社ミリングセンターに直接送信し、択したのは、基底部の表面が研磨された金属製のストローマン・ケアーズ・アドバンスフィクスドバー(Straumann CARES Advanced Fixed Bar)で、アクリル製ベニアに比べてプラーク沈着が少ないのが特長だ。 編集モードでバー(図13 )、各セグメント、バーのコーピングを直接編集。各種のツールは直感的な操作で非常に簡単に使用できるもので、例えば2D断面ウインドー(図14 )を用いて必要な断面の厚さを確認した。モックアップスキャンを用い(図14 )、バー全体の形状をセットアップに合わせて調整した。バーの形状はセグメント編集で簡単に2.補綴対応 歯科用印象(図6)に、インプラントアナログおよびスキャン可能な材質の歯肉マスク(図7)を取り付けた。次に、クラス4の石膏を用いてマスター模型を製作(図8)。バイトレジストレーションおよびインプラント位置確認のために、テンポラリーアバットメントを模型に取り付けコンポジットで封鎖した(図9)。これにより、インプラント位置および顎間関係を1回の作業工程で確認可能となった。コンポジットが位置確認(特にエマージェンスプロファイル)の妨げにならないよう注意しつつ模型のマウントをした後、コンポジットバーをフレームワー図6図7図8図9図10図11図12図13図14

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 30

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です