Dentalism 22号
31/36

スマイル分析とPhotoshopによるスマイルデザイン29せる(図18)・「ゆがみツール」を用いると、グリッドの各領域を個別に変形することができる新規提案する歯列の作成 以下の手順を実行する。・新規トゥースグリッドレイヤーと「自動選択ツール」を両方アクティブにした状態で各歯をクリックしていき、グリッドの全歯を選択する・「選択範囲」「選択範囲を変更」「拡張」の順にクリックし、選択範囲を2ピクセルずつ拡張する(図19)。選択範囲がグリッド形状になるべく近づくようにすること。「縮小」を選ぶと選択範囲を縮小できる・歯列(口腔内画像)のレイヤーをクリックしてアクティブにする(図20)。・ゆがみフィルターを選択する。提案する歯列形状の周囲が赤色のマスクで覆われ、マスクされた領域は変更できない。これは塗装時にマスキングテープを貼るのに似ている(図21)。・「前方ワープツール」を選択し、どれか1歯について現在の歯の領域内から新規提案する歯の輪郭に向かってドラッグして、提案する形状に歯を成形する(図22) これを全歯について繰り返す。操作を間違えた場合や元に戻したい場合は、Command+z(WindowsはCtrl+z)で直前の編集状態に戻れる(図23)。歯の明るさの調整 推奨手順は以下の通り。・「覆い焼きツール」を選択して歯を明るくする。覆い焼きツールパレットの「中間調」をクリックし、露光量を約20%に設定する。明るくしたい歯の領域をクリックする(図24、図25)・または、歯列を選択した状態で「明るさ・コントラスト」を用いてもよい。メニューバーの「イメージ」「色調補正」「明るさ・コントラスト」の順にクリックする 口の片側だけに変更を加えると、患者が治療に同意する前に現在の歯とスマイルデザイン結果を比較することができる。コピーの作成 患者への説明用に加工結果を保存するには、以下の手順を実行する。・「ファイル」「別名で保存」を選択する・「複製を保存」のチェックボックスをクリックする・ファイル名を入力する・ファイル形式はJPEGを選択する・保存場所を指定する・「保存」をクリックする 現在の状態の画像ファイルが指定した場所に作成される。これで、いつでもその画像を加工して保存し直すことが可能になる。結論 スマイルデザインの知識は、最新の歯科技術とともに美しい笑顔の診断、計画、創出、提供を可能にするものである。また、デジタ図18図19図20必要に応じて編集メニューの「自由変形ツール」を用い、縦横比を維持してグリッドのサイズを調整する。「選択範囲の変更ツール」を用い、選択範囲を拡張してグリッド形状に合わせる歯列レイヤーをクリックしてアクティブにする。青色のレイヤーがアクティブ状態図21図22図23図24図25歯列レイヤーがアクティブの状態で「ゆがみ」を選択する。新規ウィンドウにマスクと呼ばれる赤い領域の付いた画像が表示される1回につき1歯ずつ「warp」で成形していく全歯を成形したら、「ゆがみツール」を終了する「覆い焼きツール」または「色調補正」で歯の明るさを調整する「覆い焼きツール」で全歯を白くした画像著者紹介Edward A. McLaren(歯学博士)米カリフォルニア大学ロサンゼルス校審美歯科センター長。ロサンゼルスにて歯科医院を開業。Lee Culp(認定歯科技工士)米ノースカロライナ大学歯学部非常勤講師。米国審美歯科学会(AACD)正会員。カリフォルニア州ダブリンおよびノースカロライナ州ローリーにて開業。ル技術を用いたデジタルデンティストリーは、患者が求める審美的なニーズを満たした迅速、快適、予測可能な歯科修復治療を実現している。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です