Dentalism 22号
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利根保健生活協同組合 利根歯科診療所 所長 中澤桂一郎 × 聞き手 伝多朗(デンタロー)  ───── 撮影/中嶋繁樹 構成/丹羽麻理歯談・食談 地域をまるごと健康に!東京 森下 『みの家』 にて22 創業明治30年。今回は、さくら鍋で知られる森下の『みの家』さんが「歯談・食談」の舞台です。老舗の風格漂う木造の建物。炭を使っていた頃を彷彿とさせる高い天井の下で、馬肉を堪能しながら歯科談議の始まりです。伝多朗 来年のNHK大河ドラマは「真田丸」にも登場する真田氏の拠点の一つ、群馬・沼田城のお膝元より、利根歯科診療所の中澤桂一郎先生をお招きしました。医療生協における歯科医療について、存分に語っていだきたいと思います。中澤 利根保健生活協同組合は、医科の診療所としては60年、歯科診療所としては32年の歴史があります。沼田市、利根郡は、人口10万人そこそこの過疎地帯です。そんな中、地域住民が組合員、出資者となって作られたのが利根の医療生協で、実に住民の7割が組合員なんです。私は学生時代に利根のゼミに参加した際、名物組合員さんに出会い、歯科医師としての生き方を学んで、地域医療に飛び込む決意をしました。伝多朗 医療生協全国110カ所の中で「西の水島、東の沼田」と言われるほど、規模も活動も先進的ですね。中澤 スタート時はユニット7台だったのですが、現在はユニット25台、駐車場71台、歯科医師が10名、衛生士17名、助手2名、技工士10名、事務6名、総勢45名の大所帯です。建物の設計段階から組合員さんの要望を取り入れて、畳の間や和式トイレも作ったんですよ。伝多朗 地域活動も盛んで、組合員さんのお宅で勉強会をしたり、講演会も開催されていますよね。玉子焼 600円ほんのり甘い食べごたえ十分の玉子焼。鍋を食べる前に、多くの人が注文する看板サイドメニューの一つ。下足番に履物を預けると、藤敷きの座敷にスレンレスの長机が並んでおり、入れ込み式の大広間が広がっている。座敷の奥には箱庭があり、その手前に飾られている特大の熊手が目を引く。みの家東京都江東区森下2-19-9電/03-3631-8298休/木曜日(5~10月は第3水曜日も休業日)営/平日12:00~14:00、16:00~21:30、日・祝12:00~21:30(ラストオーダー21:00)http://www.e-minoya.jp/「歯科」と「食」の未来をみつめて、街から村へ走り続ける味覚人、伝多朗が繰り広げる酒飲み宝談。

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