Dentalism No.19
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23Implants社)に装着した(図6)。デジタル画像はE4Dカメラ(Planmeca社E4D技術、図7)で撮影し、複数の画像を合成することで高精度な画像を用意した(図8、9)。また、輪郭の判別・描画については、E4Dソフトウエア(Planmeca社E4D技術)とCADを併用した(図10)。クラウンの設計に当たっては、まず以下のパラメーターを組み込んだ:CAD/CAM技術を生かしたTempcapアバットメントの活用Tempcap、院内CAD/CAM、e.maxの組み合わせによる最終修復物の作製 理想的な審美性とエマージェンス・プロファイル(図11) 適切な隣接面コンタクト 適切な咬合スキーム 材料の厚みに関する要件 Tempcapに適合する詳細な内Tempcapの機能は下記の通り: 歯肉の治癒を最大化する 術野の汚染を防ぐ インプラントにかかる力と微小振動を最小限に抑える シンプルでインプラント治療の成功率が高い(図5)CAD/CAMは「コンピューター支援設計」と「コンピューター支援製造」の略語で、CADは形成をした歯や構造物の画像をデジタルで取り込み、臨床医でもソフトウエアを使って口腔外で間接的に修復物の設計を行うことができる。理想的な修復物の設計ができたら、ミリングマシンを使って材料を設計通りに精密切削加工をして仕上げる。現在は、外注ラボを使わなくとも、院内E4Dユニット(Planmeca社E4D技術)を使ってチェアサイドで即時製作が可能である。IPS e.max(Ivoclar Vivadent社)は、比較的新しいメタルフリーの歯科材料で、間接的に修復物を製作する際に使用されている。二ケイ酸リチウムから成る審美材料で、物性と審美特性が優れているため、CAD/CAM治療の材料としては理想的といえる。金に次ぐ強度を誇り、精密なCAM製作に対応可能だ。■方法Tempcapを選択し、アンキロスインプラント(DENTSPLY 図3 ストローマンインプラントに装着したTempcap/図4 既存の器具を活用図5 テンポラリーレストレーションの形状/図6 軟組織付きの模型に埋入したアンキロスインプラントにTempcapを装着図3図4図6図5図7 E4Dカメラによるデジタル化図7図8 歯列弓のデジタル画像図8図9図10図9 Tempcapのデジタル画像図10 Tempcapの輪郭のデジタル画像

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