Dentalism No.18
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26「歯科」と「食」の未来を見つめて街から村へ走り続ける味覚人の伝多朗。趣味は酒を酌み交わしながら熱く歯科談義を繰り広げること。今回は、東京都葛飾区のこみや歯科医院の院長・古宮秀記さんと、奥様で副院長のゆう子さんをお誘いして、鰻の串焼きで知られる中野の『味治』で「歯談・食談」を楽しみました。伝多朗 ご主人の鈴木正治さんは『川二郎』の2代目で、『美味しんぼ』の80巻にも登場した方です。『味治』を5年ほど前に開いて、『川二郎』は今はお嬢さんに任せていらっしゃる。僕は20年来のお付き合いですが、親父さんには食の原点を教えていただきました。古宮秀記(以下 秀記) 地元の柴又にも『川甚』『川千家』『ゑびす家』といった老舗がありますが、飲みながら串焼きっていうのがなかなかなくて。今日は本当に楽しみにしていたんですよ。古宮ゆう子(以下 ゆう子) 私はお料理を作っている姿がカウンター越しに見えて、一人でもぷらっと入れるようなお店が大好きなんです。『味治』さんは、まさにそんな店なので嬉しくて。でも実は私たち二人とも鰻が食べられなかった時期があるんですよ。秀記 僕は松戸の自宅の横を流れていた坂川に、台風とかになるとめそっこが上がってくるんですが、それを捕まえて高校生まで水槽で飼っていたもんだから、可愛くて食べられなかった(笑)ゆう子 うちは父親の趣味が狩猟で、山や海で獲ってきたものが食卓に上がるのが普通だったんです鰻と向き合い45年。店主の鈴木正治さんは絶妙なリズムでタレを切り、真剣な眼差しで鰻の焼け具合を確かめる。うな丼に使われているのは、うな重よりは少し大ぶりの鰻。1匹の半分を使ったうな丼は1700円(お吸物・お新香付)味治東京都中野区中野5-57-1003-6677-19909休/日曜日営/12:00~14:00、17:00~21:00こみや歯科医院 院長 古宮秀記副院長 古宮ゆう子聞き手 伝多朗(デンタロー)今号より内容刷新! 毎号、いろんな歯医者さんに登場いただき、食事を楽しみながら「歯」や「食」について語り合う新連載のスタートです。歯談・食談撮影/中島繁樹東京・中野『味み治はる』にて命をいただく食の原点

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