Dentalism No.16
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7歯周病研究の第一人者として知られる石川烈先生は豊富な海外経験を活かして、世界的権威ともネットワークを密にし、歯周組織再生療法や、LEDを用いた治療技術の開発、細胞シートを用いた臨床研究に精力的に取り組み、歯科医療の未来を照らそうと、意欲を燃やしている。この10月には、アメリカ歯周病学会の名誉会員賞を受賞。授与式から戻られたばかりのところへお邪魔して、再生医療の未来について話を伺った。――再生医療は世界的潮流の一つですが、現在、先生が研究されている内容について教えて下さい。石川 歯周病により失われた歯周組織を再生させる治療法の研究で、自己培養歯根膜細胞シートを用いて歯周組織を再建するというものです。CPC(セルプロセッシングセンター)内で無菌的に歯根膜幹細胞を採取培養し、「細胞シート工学」を用いてシート状になった歯根膜細胞シートを歯周欠損の根面に移植する臨床研究を進めてきました。このCPCを維持するためには年間2000万円ぐらいかかりまStar Dentist InterviewIsaoIshikawaオリジナリティーのある研究で、世界に向けて、日本発のものを。取材・文/丹羽麻理 撮影/中島繁樹石川 烈東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 顧問

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