Dentalism No.16
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20日本の歯科用CAD/CAM発展の鍵はオープンシステムにありDentalismTark デンタリズム・トーク■ 株式会社 歯愛メディカル CAD/CAM事業部長 インタビュー ■撮影/藤森祐治 取材・文/長田英一――歯科医療現場ではますますデジタル化が進んでいますね。歯科技工の分野でもジルコニア補綴物やハイブリットレジン素材の保険導入を見据え、歯科用のCAD/CAMシステムを導入する歯科技工所や歯科医院も増えてきたように思います。歯科業界全体を俯瞰しても、CAD/CAM需要の高まりは感じられますか。油谷 いよいよ消費税アップも決まったことですので、3月までにCADマシンだけでも導入したいというところも多いですね。ただ、世界的に見ればまだまだ日本は遅れているというのが正直なところです。ヨーロッパやアメリカなど海外の展示会では、歯科業界だけでなく産業界からも多くのメーカーが参入して、非常に活性化していますよ。それに比べて、日本はまだ既存の歯科メーカーが多い。そこで厄介になってくるのが、日本の歯科用CAD/CAMシステムのほとんどがクローズドシステムだということです。――クローズドシステムの何が問題なんですか?油谷 まずCADの部分では、他社との互換性を制限するメーカーデジタル化により歯科医療現場に大きな変革の波が押し寄せてきている。株式会社 歯愛メディカル(以下、Ciメディカル)は、昨年7月、歯科用CAD/CAMセンター・3D Design Labを設立。ドイツ・レダース社製の大型ミリングマシーンを導入するなど、世界標準を目指している。今回は、同社のCAD/CAM事業部長である油谷秀明氏に、歯科用CAD/CAMの現状と今後について話を伺った。CAD/CAMシステムによるデジタル歯科技工を促進し、歯科技工所に向けたジルコニアコーピングの製作を行っている。株式会社 歯愛メディカル CAD/CAM事業部長油ゆう谷たに秀ひで明あき氏

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