Dentalism No.16
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18例え、ドミニク・ブシェ氏の輝かしい偉業の数々を知ることがなくても、ひとたび彼の世界に触れることが叶えば、誰もがその虜となるに違いない。フランスと日本を行き来するシェフは多忙を極めているが、料理の一皿一皿、本当のサービスを心得たスタッフたちによる心あるもてなし、居心地のよい空間の隅々にまでシェフの息遣いが感じとれるからである。奥様の百合子さんも、パリと東京を行き来しながら、二人三脚で彼を支えているが、裏地さんとは十年来のお付き合い。リラックスした様子で話に花を咲かせた。「パリのお店も本当に居心地がよくて落ち着ける場所。お料理も軽やかでいて、心に残るものばかり」と、パリでの思い出を美味しい記憶とともに呼び覚ます裏地さん。「ドミニクが独立して、ちょうど開業場所が決まった日にパリでお会いしましたよね。その後、裏地さんは次々とお客様を送り込んでくださって(笑)」と百合子さフランス料理界の巨匠が放つ「温故知新」のエスプリ。レストラン ドミニク・ブシェ東京都中央区銀座5-9-15銀座清月堂ビルB1F/B2F☎03-5537-3290営/ランチ11:30~14:00ディナー17:30~21:00休/日曜日・月曜日料金/B2Fレストランランチ5,500円~、ディナー10,000円~席数/B2F:36席、B1F:15席美味しいものを引き寄せるパワーの持ち主、裏地桂子さんおすすめのとっておきの店。今回は、銀座にオープンしたばかりの話題のフレンチレストランをご紹介します。裏地桂子の歯談・食談裏地桂子ギフトコンシェルジュ。女性誌で執筆、コーディネーターとして活躍する傍ら、企業や商品のプロデュースなども手掛ける。ハッピーブログ“お福分け”毎日更新中。草月流師 範。京都・『裏具』にて個別指導のいけ花教室主宰。新著『もの、好き。衣食住をセンスよく楽しむ心得』(講談社)も好評発売中。(うらじ・けいこ)地下1階のラウンジは、5種類のタパスとシャンパンが楽しめるとっておきの空間。壁一面に飾られているのはドミニク氏の華麗なる歴史の一幕を写し取った写真。撮影/中島繁樹料理人として歯と爪のケアにはとても気を使っているというドミニク氏。裏地さんとも久しぶりの再会を喜んで。シーズンを先取りされたクリスマス柄の帯が華やか。

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