Dentalism No15
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1365,09464,94564,88565,20665,12964,707日歯会員平均年齢57歳10カ月。会員数の減少続き、高齢化に拍車。歯科医師の高齢化が進んでいる。日本歯科医師会が発表した「会員年代別構成表」によると、平成24年度末現在の会員数は6万4707人、4年前の20年度末の6万5206人をピークに、以後、減少が続いており、平均年齢は過去最高の57歳10カ月。前年23年度末に比べて6カ月、5年間で2歳5カ月高くなった。24年度末の年代別割合で最も高いのは50歳代の33・86%、次いで60歳代が23・65%と、50~60歳代で6割近くを占めている。ということは、今後10年間で高齢のため引退する歯科医師が増え、歯科医師不足に陥る可能性が懸念される。年代別の割合を19年度からの5年間の推移でみると、60歳代が19年度の15・45%から17・55%、19・31%、20・71%、22・14%、23・65%と年度ごとに確実な伸びを見せ、5年間で8・2ポイント増加。50歳代は伸びてはいるものの1・60ポイントの上昇にとどまっている。一方、減少が目立つのは30歳代。19年度末の8・48%が24年度は5・38%と、5年間で3・1ポイント落ちている。歯科医師過剰が叫ばれ、歯科医師になる人数が抑えられている現状では、新たに歯科医師となる人が減り、高齢化に拍車がかかっているようだ。最近はインプラントなどの新しい技術の導入により、歯科医師に求められる役割は多岐にわたり、以前にも増して重要度が高まっている。バランスのとれた歯科医師の存在が切に求められる時代ともいえるだろう。■ 会員数(人)● 平均年齢(歳)005520平成19年度末2122232456575857歳10ヵ月57歳4ヵ月56歳10ヵ月64,00064,50065,00065,50056歳6ヵ月55歳10ヵ月55歳5ヵ月■日本歯科医師会 会員数・平均年齢の推移歯科医師の平均年収680万円、技工士430万円、衛生士360万円。厚生労働省が10人以上の事業所についてまとめた「賃金構造基本統計調査」によると、24年の歯科医師の平均年収は679万4千円で、前年に比べ約71万円減った。歯科医師が項目として設けられた17年の年収904万7600円と比較すると、225万3600円、割合で24・9%減少している。また、職種別の同減少率では弁護士、航空機客室乗務員に次いで3番目に高い割合となっている。歯科医師業界は歯科医師数が増加の一途をたどっており、過剰傾向が続いている。供給が多くなるほどその稀少性は低くなり、収入も下がる。また、大病院が少ない歯科業界では、十分な準備がないまま開業の道を選ばざるを得ないことが多く、医院の経営能力不足が相対的な歯科医収入の減少につながっていることも考えられるだろう。増え続ける歯科医師が生き残るには、供給に応じた潜在的な需要の創出や積極的な経営が不可欠だ。評判や口コミが強く信頼される傾向にある中、誠心誠意のサービスが、売上や収入の向上につながっていくのではないだろうか。歯科医師 過去8年間の平均年収推移歯科医師は、前年に比べ平均年収が大きく減少。同調査によると、「所定内給与額」も17年の71万300円が、24年には50万6100円と20万円以上下がっているという数値が出ている。歯科技工士 過去8年間の平均年収推移入れ歯需要の拡大やむし歯の増加により、歯科技工士のニーズは高まってきているが、高い専門性に比べ、収入は決して高い水準とはいえない。平成17年0121241362483603724845965108618年19年20年21年22年23年24年(単位:万円)(単位:万円)(単位:万円)歯科衛生士 過去8年間の平均年収推移歯科衛生士は、歯科医院以外にも、保健所や高齢者福祉施設などでもニーズがあり、資格取得後の就職率は高い。平均年収は一定の範囲内での推移をみせている。平成17年0489714519324129033838643418年19年20年21年22年23年24年349362336339328345337360平成17年06212418624730937143349555718年19年20年21年22年23年24年400464397347417380406434905780738724582750679549※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より※年収は「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」DentalismNews &Topics

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