Dentalism No15
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12DentalismNews &Topics歯科医師国家試験合格率微増の一方で、「最低修業年限」での合格は6割と停滞。昨年3年ぶりに合格率が90%の大台を超えた医師国家試験が、今年は0・4ポイントダウン。一方で、第106回歯科医師国家試験の合格率は、0・1ポイントアップの71・2%と微増ではあるが、歯科医師の国家試験合格率は上昇傾向が続いている。今回2366名が新たに歯科医師免許を手にしたが、単純な合格率の背景にある「最低修業年限」での合格率にも着目したい。文部科学省の調べによると、平成19年に歯科大学・歯学部に入学した2596人中、留年も浪人もせずに国家試験に合格したのは1551人、59・7%だった。23年、24年と比べても改善は見られず、大学の環境改革が切に望まれるところだ。最低修業年限での合格率が最も高かった大学は徳島大学の92・5%(40人中37人)。反対に、最も割合が低かったのは松本歯科大学の8・5%(94人中8人)だった。国立大学の平均は76・8%、公立の九州歯科大学は75・8%、私立大学平均は53・8%となっている。6年次留年・休学によって、将来の歯科業界で即戦力となるべき人材が滞っている現状を見直す必要がある。

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