Dentalism No14
12/32

10――まずは、お二人の出会いを。高橋 開業の5カ月ほど前だったでしょうか、私と仲間が主催する開業セミナーに、たまたま参加して下さったことがご縁でした。望月 医院の増床・移設を検討していた頃なのですが、せっかくの機会なので、いろいろ勉強してみたいと思いまして。――高橋さんのコンサルタントとしてのモットーは?高橋 先生が失敗しないために力を尽くすのが仕事です。それはスタッフのためであり、患者さんのためでもありますからね。医院が潰れると患者さんが一番困ります。私は金融機関を退職し、第二の人生として医療周辺での仕事を考えていた際に、歯科業界との出会いがありました。これまで6年で50件ほどお手伝いしてきましたが、土地・物件探しから、資金調達、事業計画書作り、スタッフ教育、内覧会、場合によっては材料屋さんや建設業者との交渉まで、何でもすべて自分でやってみました。金融畑でしたらから融資に関しては断られたことがない。金利交渉までやりますよ(笑)――歯科医院開業の際に、一番大切にしていることは何ですか?高橋 先生の方針、目指すべきものをしっかり確認し共有することですね。それをスタッフにもアピールし、役割分担を明確にしていくこと。先生のコンセプトは医院医師の開業比率がおよそ4人に1人なのに対して、歯科医師の開業比率は約3人に2人。これは約10万人の歯科医師のうち6万人以上が開業していることになる。消費税増税を控え、設備投資や開業ラッシュが予想される今、歯科医院運営や開業支援の現場では、何が問われているのか。今回は、歯科開業、経営コンサルタントの高橋良一氏と、彼が支援する歯科医師、望月秀徳氏に話を伺った。望月英徳高橋良一撮影/中島繁樹 取材・構成/丹羽麻理Prole もちづき・ひでのり●1966年千葉県出身。1991年東北大学歯学部卒業。卒業して2年後、北浦和にある歯科医院の分院長としてさいたま市へ。1996年さいたま市見沼区でもちづき歯科医院開業。2011年3月8日移設開業。医療法人 瑛清会 もちづき歯科医院 院長Prole たかはし・よしいち●1954年茨城県出身。30年間勤務した都市銀行を早期退職し、歯科のコンサルタントとなる。2008年グッドワン設立。ファイナンシャル・プランニング技能士、第二種衛生管理者などの資格も持つ。歯科経営トータルプロデュース グッドワン 代表デンタリズム対談 「開業支援の現場から」

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です