Dentalism No.13
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25員や滞在客との交流も、この人里離れた場所では、旅を豊かに彩るエッセンスとなるのだ。また、滞在中の最も大きな楽しみとなる料理は、南麻布の『分とく山』の総料理長・野﨑洋光氏によるプロデュースで、こちらもオープン直後から話題を集めている。コンセプトは「山荘料理」。旅館料理の定番ともいえる京風懐石とは一線を画し、現地の旬の食材を使った滋味溢れる料理の数々が提供されており評判も高い。見た目の繊細さや華やかさを追求するのではなく、山の中で落ち着いて味わえる山荘料理。基本的には山の食材に重点が置かれながらも、魚介類の仕入れや提供にも力が注がれており定評がある。近隣から仕入れる野菜を主役にした料理は、心と身体に染みわたる優しい味わいだ。角館では、秋の紅葉が11月下旬まで楽しめるが、雪に包まれる冬もまた、この時期だけにしか得られない美しい情景がある。凛とはりつめた空気、どこまでも続く広い空、何もかもを白く覆い静寂をもたらす雪。『角館山荘侘桜』での滞在は、冬も美しい。角館山荘 侘桜秋田県仙北市西木門屋字笹山2-8TEL 0187-47-3511http://wabizakura.com/料理のコンセプトは「山荘料理」。ミシュラン2星の南麻布『分とく山』の総料理長・野﨑洋光氏(右)の企画・演出により、料理長の矢部義春氏(左)がその極意を継承。秋田の自然が育んだ滋味溢れる四季折々の旬の食材を様々な形で提供する。

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