Dentalism No.13
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14悪かったのでしょうね。でも今お世話になる先生は、きちんと説明してくださるし、もう、それだけで全部お任せしようという気持ちになる。自分が悪いとはいえ、歯科医院選びを間違えただけで、私の歯の治療は10年遅れてしまいました。今度こそ、それを取り戻します!――皆さん比較的、歯に対する意識が高いようですが、「美しさ」からのアプローチの方が、歯科を受診するモチベーションは上がるものなのでしょうか。 働く母S 私が歯に対して意識を傾けるようになったのは、実は意外と遅くて社会人になってから。歯のクリーニングに通っている先輩の存在が、田舎出身の自分にはカルチャーショックでした。その後、今通っている歯科医院と出会い、治療姿勢や技術が違うと随分差が出ると実感して、歯科医院選びも慎重に。歯医者さんとの付き合い方は、小さな頃にその土台が作られるような気がします。子どもの頃に通っていた歯科医院はアポイント制があってないようなもので2時間待たされることも普通で。子ども心に歯医者さんは大嫌いでした。削っては埋められ、神経を抜かれ。初めての保険外の被せものも、まだ中学生の頃だったかな? 確か5~6万円だったと記憶していますが、親もよくそんなお金を出してくれたと思います(笑)だから、自分の子どもには歯でいやな思いをさせたくないので、仕上げ磨きも頑張ってきました。そのかいもあって小学校に上がるまでに受けた治療は1度だけ。それも私が小さなむし歯の萌芽を発見して受診しました。でも小学校の歯科検診で「むし歯なし」と診断された直後に、自分で子どもの口の中に、むし歯を発見した時はショックでした。先生の目は節穴か! と。 歯科医師T 小学校では、大勢を検診するので、程度の酷いものに意識が奪われがちです。口腔内がある程度(良好な環境)であればSさんのように自力で歯科医院へ向かわれることが期待されているのかも知れません。実際、小児歯科では0歳からの予防歯科を提唱しているところも多いですし、うちのような一般歯科でも、小さなお子さんをお持ちお箸は大人が口にしたものを絶対に使わせないよう口うるさかった。今は、専門誌やインターネットで何でも調べられて便利ですね。私も今ではテレビの健康番組などで知識も増えているので、孫に対しては、彼女たち以上に潔癖にしていますが(笑) 経営者M 僕は男だから、それほど「美しさ」にはこだわらないですが、年のはなれたパートナーの影響で、「ソニッケアー」という音波歯ブラシを使っているのですが、あれは楽ちんでいいですね。歯といえば、採用の面接などで笑顔がキレイな子は好感が持てますが、最近の子は昔より歯並びもいい。歯も白いような気がします。顔は化粧でごまかせても、歯はごまかせないですからね。そう考えると、実は無意識に僕も気にしていたということかな?(笑)野球選手や芸能人で、不自然に歯が白いのも興ざめする。 衛生士I 衛生士の友人が勤務している歯科医院では、ブライダルや就活用のホワイトニングメニューで新しい患者さんを増やしていましたね。歯のホワイトニングに訪れる人は、治療と違ってリラックスしているからかでしょうか、施術中に本人が気づいていないような、むし歯や歯周炎を指摘しても、ちゃんと話を聞いてくださって、次の治療や、その後のお付き合いにも繋がっているようでした。――歯科医院との出会いは、おみくじのように「当たり外れ」があるようですが、皆さん、情報はどこから入手されるのでしょうか。 美容師H 私は、自分の矯正の完成度がこれでいいのか少し気になりだして、つい最近、情報誌で見た新しくできたばかりの矯正歯科を受診したのですが、寝ている間に「歯ぎしり」をしているらしく、歯の表面が削デンタリズム的のお母さんには、歯科医院での定期的な健診をおすすめしています。やはり発見が早いと治療も簡単ですし、お母さんの精神衛生上も良いみたいですね。でも中には、本当に可愛そうな状態になるまで歯科医院に連れてきてもらえない子もいて残念です。 主婦K 私は自分が医者嫌いだったから、子どもたちは学校の歯科検診で指導を受けてから歯医者に通わせていたのですが、悪いことをしたかもしれません。でも今は、娘にしても、お嫁さんにしても、孫の歯に対してはとても敏感です。私に孫をあずける時にも、小さな頃からスプーンや

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