Dentalism No.12
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3オーラルヘルス研究会 代表 歯科衛生士山本くみ結婚後、訪れた海外旅行先で、あまりにも多くの人から「歯科衛生士っていい仕事ね」と言われたことをきっかけに、海外で学ぶ機会を模索していた山本くみさんは、「子どもを一緒に連れていくなら」というご主人の後押しもあり、37歳のときに4歳の娘を連れてカナダへ留学。小さな子どもの面倒を見ながら海外で学び、日本と行き来する生活を続けた。子育てを通して発見したことや学んだことも多かったという。「娘が通う保育園では、日本より日常的に甘いものに囲まれていたのに、子ども達のむし歯はほとんどなくて、むし歯が多くて恥ずかしいと言った父兄の一人は、たった2箇所に詰め物があっただけ」口腔内の状況や口腔ケアに関する意識の高さ、様々なリスクへの理解について、日本との違いを目の当たりにした。「フッ化物の使い方一つをとってもまったく違っていて、向こうでは普通に水がフロリデーションされ、歯磨き粉の濃度も違う。もちろんこんなことはほんの一例で」マイナス1歳からのリスクコントロールを提唱する背景には、膨大なエビデンスの中で方法論が確立している予防の真の姿を、予防のプロとして発信していきたいという信念があるからだ。3年前、オーラルヘルス研究会を設立後は、床矯正研究会の鈴木設矢先生をはじめ多くの人たちの応援により、歯科医師や歯科衛生士に向けて、発信する場がどんどん広がってきている。歯科業界で働く素敵な女性を「デンタリズム」にご紹介ください。情報お待ちしております。 info_toiawase@dentalism.jp輝く女性に逢いに行くKumi YamamotoProle やまもと・くみ/1962年大阪府泉大津市出身。1983年大阪府歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業。3年間の歯科医院勤務を経て、結婚後は非常勤で大阪府の公衆衛生活動に携わる。2000年~2006年カナダのアルバータ大学で学びADAやCDA、AAP等で数々の単位を取得、現在も勉強は継続中。2009年オーラルヘルス研究会設立。現在は講演や出張セミナーを中心に活躍。輝きの秘訣元気のもとは忙しい合間をぬって楽しむ海外旅行と、ビーズアクセサリー作り。ギリシャやエジプト、イタリア、イギリス、各地を訪れた際の思い出も彼女のパワーの素。オーラルヘルス研究会http://milky.geocities.jp/oralhealth2009大阪発で日本を活性化、世界標準の歯科衛生士。

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