Dentalism No.12
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19佐次郎や中川自然坊、浜本洋好など、唐津が多いかと思えば、古伊万里などがさりげなく使われ、主役の料理を引き立てる。仕事が好きで、仕事に真面目。寿司職人になる前から河岸へ出入りしていたご主人は、人柄の良さと長年の信頼もあって河岸でも仲間が多く、それは当然のことながら寿司にも反映される。「うちは(値段を)高くしたくないの」と語るご主人は、いいネタを揃え、丁寧な仕事をほどこし、嬉々として客を迎える。時には、常連のお屋敷に出張寿司に出向くなど、様々な求めに応じて誠心誠意尽くす。美味しいものを提供したいとの思いで握られる一貫一貫の寿司や、季節を味わう酒の肴の数々にも、もてなしの心配りが溢れなんとも気持ちがよい店なのだ。塗の御重で持たせてもらえる、人気の高い「ばらずし」(要予約)。器は返却が必要なので、常連さんの御用達品。具材がたっぷり入った贅沢な一品。(1人前2100円より)。

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