Dentalism No.12
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14DentalismNews &Topics私立歯科大・歯学部の志願者数が増加。国家試験の合格率はほぼ横ばい。医師国家試験では3年ぶりに合格率が90%の大台を超えたが、第105回歯科医師国家試験の合格率は71・1%で、前年より0・1ポイントアップしたものの、受験者の約3割が不合格となる状況が続いている。国公立大に比べて入学競争率が低い私立大においては、より課題が大きいように思われる。定員割れの大学にいたっては、一定レベルの入学者確保も困難を極めており、国家試験の合格率にも影響を及ぼしている。国立大の84・1%、公立大の73・5%に比して、私立大は67・3%という平均以下の合格率だ。一方で、私立歯科大学全体の入学志願状況を見てみると、ここ数年減り続けていた志願者数が増加。この入試状況上向きの一因には、学費の減額実施がある。また、歯科教育と歯科医療における将来のリーダー育成を目的とした新しいカリキュラムの導入など、各大学で歯学を志す者のための環境の改革も行われている。さらに、歯科医の平均年齢が58歳と、高齢化が進むことも、学生にとっては将来展望を見出す材料となっているのかも知れない。

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