Dentalism No.11
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14 「日本の公衆衛生や歯科医療の技術をもっと世界に向けても発信していければ」参合わせて174名ぐらいいたと思いますが、一大勢力ですよ。彼らが私たちの要望している内容に対して、かなり賛同してくださった面も大きい。地元で歯科の先生方の話をよく聞いてきているのだと思います。――歯科については政権交代の恩恵が大きかったといえるかも知れませんね。小沢 前政権では医科がずっと伸びていく中で、歯科が下がり続けてきました。今回は、わずかでも医科を上回る成果を出せたわけですからね。健法が、今後後押しになると思いますが。小沢 民主党が政権をとった2年前の診療報酬の改定では、歯科関係は相当伸びた。これは日本歯科医師会の大久保会長などの努力も大きかった。今回ももちろん、要望はありましたが、そんなにうまくいかないんじゃないかと言われていましたが、どうにかプラス改定となりました。我々としては「公平公正にやったらそうなりました」というだけだと思っていますが、民主党の歯科議員連盟のメンバーにしても衆それと、東日本大震災で歯科の皆さんたちが本当に頑張って活躍してくださったことも大きいと思います。私の地元の仲間もたくさん被災地に入ってくれましたが、本当に悲惨な状況の中で、よくやってくださいました。ご遺体が並ぶ中での身元確認でしょう。なんとか一人でも多くの身元を判明させたいという一心で、辛い作業にあたっていただきました。そういうようなことも、ある意味では、社会全体で歯科に対する評価が上がり、それが予算や点数に反映されたということが言える体の資源配分を決めていくという、予算の配分が大きな仕事ですが、日本の一人あたりの医療費は、先進国の中では決して高くはないわけです。私としては、ヨーロッパ型の高福祉社会を目指したいと思っていますが、そういう観点から言えば、税の負担なども少ししていただきながら、医療のベースをもっと底上げしていくという方向性を持ちたいし、こういったことに賛同してくださる歯科医師の先生方には、もっと政治に関心を持っていただきたいと思いますね。あと一つ現場の話でいうと、訪問診療の現場などで、介護と歯科医療の連携などが、重要になってきているんじゃないでしょうかね。歯科医師の皆さんには大いに期待しています。Prole 大久保潔重(おおくぼ・ゆきしげ)1966年長崎県出身。1994年長崎大学歯学部卒業後、東京、神奈川で勤務医を経て福岡市で約6年間、地域歯科医療に携わる。小沢一郎政治塾一期塾生。2003年長崎県議会議員に初当選。2007年参議院(長崎選挙区)に初当選。医療介護改革作業チームや、障がい者政策作業チームなどに所属するなど、医療従事者としての経験を活かした活動も多い。民主党歯科議員連盟事務局長。のではないでしょうか。――最後に、本誌をご覧になっている歯科医師の皆さんに、協力を求めていきたいことなど、何かメッセージがありましたら。大久保 やっぱり保険診療というのは、診療報酬の改定一つとってみても、歯科医師会から代表を出して、いろんな積み重ねによって成り立っているところがあります。政治は生活にも、口腔の健康にも大きなかかわりがあるので、歯科医師の方々にも、もっと積極的に参画していただいきたいと思いますね。また、今後の議連の活動の一つに、日本の歯科医師の海外での貢献というものを考えています。私自身も議員になってからラオスやケニアなどで診療をしてきた経験がありますが、大学単位とか、個人でもネパールとか、海外で貢献されていらっしゃる方がいらっしゃるので、政治的にバックアップしていければと思っています。日本の公衆衛生や歯科医療の技術を、世界に向けても発信していければと思います。小沢 僕は二つ、要望も含めて申し上げておきたいんだけど、一つは、政治の役割というのは日本全

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