Dentalism No.11
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12小沢 僕が歯科議員連盟の会長になっているのは、やとわれマダムのようなもの(笑) もともとは参議院の桜井先生が会長として熱心に取り組まれてこられたのは歯科医師の皆さんもご承知のことと思いますが、桜井さんが財務副大臣に就任される際に、「小沢さんやってもらえないだろうか」という相談がありました。大久保さんたち歯科医師の先生方もバックアップするし、奥さんも歯科医師だしと言われてね。うちの家内は議連のオブザーバーとしても関わっていて、5~6年前にはかなり具体的な提言を出させていただいて、桜井先生とも一緒に一生懸命やっていましたから、その分、理解が早いと思われたのかも知れません。ただ、私の会長としての役割は、政策は歯科出身の先生方にまかせ、会全体の運営や、各党との折衝などが中心です。今回は法案の話もありましたから、国対(国会対策委員会)などとも随分と話をしましたね。――改めて歯科口腔保健法のポイントを教えていただけますか?大久保 歯科医療や歯科保健の政策を進めていく上で、今までは、――まずは昨年の『歯科口腔保健法』の成立おめでとうございます。率直な感想をお聞かせください。小沢 民主党は、野党時代から法案を提出してきましたが、当時は思うようにいかず、政権が交代してようやくの成立です。政局の中で一時成立が危ぶまれた時期もありましたが、大久保先生や川口先生、水野先生や西村先生など、歯科出身の議員の皆さんをはじめ、日本歯科医師会や日本歯科医師連盟の皆さんとも一致協力し、なんとか法案の成立を見ることができました。非常に感慨深いものがありますね。日本歯科医師会の大久保会長の言葉を借りれば「歯科医師会90年の悲願」の達成ということになります。大久保 私は平成19年11月に、野党時代の「次の内閣」の医療介護作業チームの歯科医療担当委員会で、本法案を議員立法で策定したのが最初のきっかけでした。野党時代は、2度廃案になりましたが、今回は全会一致で成立したことが何より嬉しいですね。――小沢先生の調整力が大きかったとも言われていますが、議連の会長となったきっかけは?大おお久く保ぼ潔ゆき重しげ小お沢ざわ鋭さき仁ひとデンタリズム・スペシャル対談参議院議員・民主党歯科議員連盟事務局長 歯科医師衆議院議員・民主党歯科議員連盟会長昨年、歯科口腔保健推進法が国会で成立した。法案成立が困難といわれるねじれ国会の中での快挙である。この法案の成立は、歯科業界にとって、どのような意味を持つのか。中心となって法案成立まで導いた民主党の歯科議員連盟会長の小沢鋭仁衆議院議員と、歯科医師でもあり同事務局長の大久保潔重参議院議員の二人にお話を伺った。撮影/中島繁樹

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