Dentalism No.10
30/32

10月初め、東京・日比谷公園で開催された「グローバルフェスタJAPAN2011」に足を運びました。環境、難民、飢餓などの諸問題に挑み、途上国を支援する活動を行う国際機関やNPOなどが広い公園いっぱいに展示や物産展を繰り広げました。テーマは「絆」。東日本大震災の被災地からも出展され、世界中から寄せられたたくさんの応援メッセージや絵画とともに、被災地の子ども達が描いた絵も飾られていました。この夏、私は福岡で開催された歯科の撤去金属リサイクルによる運動「夢みるこども基金」のイベントに参加しました。テーマは「東日本大震災被災地と結ぶ絆」。私はここでも被災地の子ども達と絵画に出会いました。宮城・女川第一中学校の阿部一彦先生(45)と4人の生徒が、イベントの「被災地と絆を結ぶこどもシンポジウム」で復興への思いを語りました。阿部先生は、津波で生徒2名が行方不明になり、人口の1割に及ぶ町民の尊い命が奪われ、家屋の8割以上が流された女川の惨状のなかで、それにたち向かう学校や子ども達の姿を語りました。「私たちは全てを失いました。でも、子ども達がいる限り学校はできる。子どもの夢を伸ばせる学校を作ろうと決意しました」。先生の訴えに応えて三重県から学用品の支援運動「希望のえんぴつプロジェクト」(http://kibounoenpitsu.jp)がたち上がり、ふるさとへの思いにあふれる生徒の絵と俳句をISS(国際宇宙ステーション)に乗せて宇宙を巡るプロジェクトも実現しました。4人の生徒は、全国からの支援に対する感謝の気持ちと、家や肉親を失った悲しみを乗り越えて前を向いて進もうという思いを語りました。女川の人々は「丘の上(学校)から子ども達の笑い声が降ってくる。それが私たちを元気にしてくれるのです」と、天から降り注ぐ子ども達の元気な声を支えに復興に取り組んでいます。「子どもの夢」を応援することは、大人達を励まし、そして日本全体を元気にすることにつながります。歯科の役割は人々の「笑顔」と「健康」を創造する仕事。子ども達の夢を応援し希望を育む活動も「歯科で日本を元気にする」という貴重な役割のひとつなのです。28あなたの年齢       才   性別   男 ・ 女   お仕事   歯科医師 ・ 歯科衛生士 ・ 歯科技工士 ・ 歯科助手 ・ 受付 ・ その他現在お住まいの都道府県①歯科業界で注目している動き②デンタリズムで取材してほしい人物③医院運営で困っていること④欲しい情報、知りたい情報⑤デンタリズムで取り上げて欲しい事柄⑥もっと学びたい歯科ジャンル⑦今、一番最も欲しいものは何ですか⑧休日は何をして過ごしていますか⑨好きなこと、趣味は何ですか⑩ その他 (デンタリズムへのメッセージ等 ございましたらご記入ください)天から笑いが降り注ぐ菊池恩恵菊池恩恵(きくち・めぐみ)1953年岩手県出身。歯科医院の経営を支援する株式会社コムネット代表。http://comnt.co.jp/女川一中を今春卒業した生徒が描いた絵。「女川町復興はがき」として売り出されています。 右:「女川の大切な海」鈴木里衣菜 左:「生きる」神田瑞季発行人/寺西秀樹 編集人/丹羽麻理発行所/株式会社 金沢倶楽部〒104-0045 東京都中央区築地4-1-12 ビュロー銀座 TEL 03-3544-5939 FAX 03-3544-5934http://www.dentalism.jp[デンタリズム]回答は、   076-226-8282 または  info_toiawase@dentalism.jpまでお送りください。FAXメール

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です