Dentalism No.9
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15酒田市の熊谷先生は、歯科診療の中にメインテナンスという概念をいち早く取り入れて、予防に立脚した歯科医療を確立した方である。その取り組みは高く評価され、予防先進国スウェーデンのマルメ大学より名誉学位を授与されたほど。『日吉歯科診療所』のこれまでの取り組みを検証しながら、今、日本の医療現場に求められている歯科医療のあり方に迫りたい。――日吉歯科診療所(以下、日吉歯科)には「診療所の使命や目標」また「患者さんの権利や責任、診療所の責任やお願い」が患者さんの見えるところに掲げてありますね。熊谷 日吉歯科ではここで行う歯科医療の目標を明確にしています。医療には使命があってしかるべきで、むし歯で穴があいた歯を詰めたり、歯周病が進んだ歯を治療することが医療の本当の目的ではありません。いかに患者さんの生涯の健康に寄与できるかどうかというところが大切で、日吉歯科はそのために全てが動いています。そしてそのことは患者さんにも共通理解してもらわなければなりませStar Dentist Interview医療法人社団 日吉歯科診療所 理事長TAKASHIKUMAGAI熊谷 崇 「リスクアセスメントとメインテナンスで口腔の健康の維持を!」毎日3回、食事の後はブラッシングとフロッシングをしないと気がすまないという熊谷先生。自然で美しい歯は笑顔を何倍も素敵に見せてくれる。取材・文/丹羽麻理 協力/㈱小松写真印刷

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