Dentalism No.7
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 ボビーワゴン。 たとえ、その名前は知らなくても、このワゴンの存在を知らない人はいないのではないだろうか。インテリアショップや、デザイン雑誌、あるいはヘアサロンなどで、きっと目にしたことがあるはずだ。もちろん、歯科医院で使用されているケースも多く見られる。 デザインしたのは、わずか41歳でこの世を去ったイタリアデザイン界の天才、ジョエ・コロンボ。デザイナーとして活躍した10年あまりで300以上のプロダクツを手がけた彼が、ボビーワゴンをデザインしたのは、亡くなる前年1970年のこと。 もともとは、「デスク脇のスペースで、必要なものを無駄なく効率的に収納できないか?」という発想から、製図用のデスク横で使用するワゴンとしてデザインされたものだったが、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションにも収蔵され、デザイン界では周知の存在となった。 ジョエ・コロンボは、当時、新素材だったABS樹脂やポリエチレン、ファイバーグラスなども導入。ミラノトリエンナーレで金賞を受賞した「アクリリカ」や、インパクトのあるラウンジチェア「エルダ」などでも知られ、そのフューチャリスティックなデザインは日本でも人気が高く、彼のプロダクトは今日まで世界中の人々に愛されてきた。 とりわけ日本では、「メトロクス」が、日本の正規輸入代理店として数多くのボビーワゴンを輸入販売するようになり、それまでは設計やデザイン関連の業界でのみ知られていたボビーワゴンが、様々な分野の需要を掘り起こしていくようになる。 180度まで開く回転トレイ「ワンプッシュスライドトレイ」や、治療器具などを見やすく配置しておける仕切りのある天板「パーテーショントレイ」、底板が取り外しでき高さのあるものも収納できる「フレキシブルボックス」など、ワゴンに欲しい機能が満載で、滑らかな動きを実現するキャスターにより、移動もスムーズだ。 美しいデザインの中に、多彩かつ圧倒的な収納スペースが確保され、機能美と高いインテリア性を兼ね備えたボビーワゴンは、様々な空間、様々なシーンで、見る者、使う者を虜にする。 歯科医院でのハードユースにもきっと応えてくれる、お洒落でタフなワゴンの名作なのである。ボビーワゴンの価格と種類は、Ciメディカルホームページでご確認ください。http://www.cimedical.com/ ジョエ・コロンボ3段3トレイ/幅43×奥行42×高さ74㎝4段4トレイ/幅43×奥行42×高さ94.5㎝ホワイトブラックオレンジレッド感性を刺激するデザインイタリアを代表する歴史的プロダクト。Dentalism Catch Up

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