Dentalism No.6
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 銀座の店は、こうでなければ。わずか2年前にオープンしたばかりの『フレンチ懐石 みつ和』には、そう感じさせる独特の存在感がある。銀座の風土や文化をこよなく愛すオーナーの清水昌子マダムの審美眼の賜物ゆえだろうか。 「長年、この場所でお客様をお迎えしてきましたが、ビルが建て変えられる際に、大人の銀座にふさわしい店にしたいと試行錯誤を重ねて参りました。私どもはボキューズドール日本代表を2名もかかえる、れっきとしたフランス料理店ですが、日本人のDNAにすっと染み入るような、繊細なフレンチを届けたいと考えたのです」 マダムの本物を追求する姿勢に、裏地さんは賞賛を惜しまない。「シェフのリクエストに応えて厨房に生簀まで作るなんて、なかなかできることではないでしょう?旬がちりばめられた月替わりのコースは、マダムが細心の注意を払っているだけあり、味の強弱の流れやポーションも絶妙で、締めに登場するご飯とほうじ茶にもほっとします。でも私にとっては、13種16東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセB1FTEL03-3561-3200営/月曜〜金曜11:30〜14:30、17:30〜23:00  土曜11:30〜22:00  日曜・祝日11:30〜21:00料/ランチ4,800円〜、  ディナー10,000円〜(コースのみ) カード可休/無休席/総席数75席(貸切60名まで)  バー19席、メインダイニング34席   個室4室(4名〜14名、個室料なし)  車椅子可、バーのみ喫煙可美味しいものを引き寄せるパワーの持ち主、裏地桂子さんがおすすめする、とっておきの店。素敵なゲストと繰り広げる食談は見逃せません。長年、銀座にあり続けたかのような重厚な佇まいが、安らぎを与えてくれる。若緑色の爽やかな絽の訪問着がお似合いの清水昌子マダム(左)と、絽の斜め万筋のシックな装いがお似合いの裏地桂子さん(右)裏地桂子(うらじ・けいこ)クリエイティブコーディネーター。女性誌で執筆、コーディネーターとして活躍後、企業や商品のプロデユースなどを手掛ける。デザイン和ものがコンセプトのブランド「啓子桂子」のプロデユーサーでもある。近著には『わたし好みの口福のギフト100味選』(扶桑社)などがある。裏地桂子の歯談・食談フレンチ懐石 みつ和 GINZA大人の銀座にふさわしい日本ならではのフレンチ。

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