Dentalism No.6
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―そもそも医学ジャーナリストになったきっかけは?松井 実は、たまたまなんです。昔、『月刊宝石』で政治評論家の戸川猪佐武さんのお手伝いをしていた頃があるのですが、戸川さんが亡くなった後、出版社の方に、医療方面の取材をしないかと言われて始めたのが30歳の頃です。 最初の2年間は、日本の医科大学をまわり、その後の1年間は、歯科大学をまわりました。毎月1校のペースでね。大学の成り立ちや活躍されている先生方にもお会いして、あの3年間のベースは、医療分野での仕事に随分と役に立ちました。―歯科に関しても、随分と早くからベースがあったのですね。松井 主だった歯科大学、歯学部は取材しました。東京歯科大学、日本歯科大学、大阪歯科大学、九州歯科大学、日本大学歯学部、東京医科歯科大学など、卒業して活躍されている先生をはじめ、大学の教授の方々にも随分とお世話になりました。―記憶に残る歯科の先生を教えていただけますか?松井 たくさんいますが、3年ほど前、鴨井久一先生を再び取材す14医学ジャーナリスト松井宏夫HIROO MATSUI先進医療の最前線で取材活動を行い、「名医本」のパイオニアとしても知られる医学ジャーナリストの松井宏夫氏。わかりやすい医療解説にも定評があり、その活躍の場は新聞や雑誌、テレビやラジオと幅広く、あらゆるメディアで医療に関する社会的問題を届けている。今回は、医科歯科の垣根を越えて広い視野と見識で医療現場を見つめている松井宏夫氏に、「歯科の可能性」について伺ってみた。デンタリズム・トーク撮影/中島繁樹 取材・文/丹羽麻理

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